桜を見る会の人数と支出

桜を見る会の問題点をわかりやすく解説!芸能人参加者のリスト

毎年4月に行われてきた「桜を見る会」を2020年には中止にすることが2019年11月13日に発表されました。

「桜を見る会」についての様々な意見が飛び交っていますね。

「桜を見る会」とは何なのか?そして何が問題だと言われているのかを、わかりやすく解説したいと思います。

また、気になる芸能人参加者も紹介します。

最後までお付き合いください。

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「桜を見る会」のわかりやすい解説

桜を見る会とは

「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」という目的で、毎年4月に新宿御苑で行われている行事です。

内閣総理大臣が主催する公的行事で費用は税金から出ています。

 

新宿御苑には広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園にソメイヨシノをはじめ、陽光、オオシマザクラ、枝垂れ桜などのたくさんの桜の木が植えられていて、お花見の名所です。(環境省所管)

桜を見る会の歴史

「桜を見る会」の前身は「観桜会」という皇室主催の行事です。

明治14(1881)年に吹上御所で初めて行われ、浜離宮、さらに新宿御園に会場を移し、昭和13(1938)年まで行われていました。

これを復活させるかたちで昭和27(1952)年に吉田茂総理大臣の主催で始めたのが「桜を見る会」です。

その後、ほぼ毎年新宿御苑で行われています。

 

2019年は64回目です。

 

結構、長い歴史があるんですね。

招待客の選定基準や参加者規模

招待客の選定については菅官房長官が「各省庁からの意見を踏まえて幅広く招待している」と話していました。

<開催要領に記載されている招待範囲 >
皇族、元皇族
各国大公使等
衆・参両院議長及び副議長
最高裁判所長官
国務大臣
副大臣及び大臣政務官
国会議員
認証官
事務次官等及び局長等の一部
都道府県の知事及び議会の議長等の一部
その他各界の代表者等

各省庁からの意見を参考にして内閣官房と内閣府が選定し、内閣府から招待状が個人個人に発送されるそうです。

2019年には約18,200人が参加したということです。

 

「各界」の功績のあった方々が招待されているので、政界、文化、芸能、スポーツ、政界などありとあらゆる分野の代表が参加されているみたいですね。

ニュースを見ると身近に感じる芸能人やスポーツ選手などもたくさん招待されているのが目につくのではないでしょうか。

 

「桜を見る会」って何をするの?

招待客は、当日午前8時30分から午前10時30分までの間、新宿御苑に随時入苑します。

首相のあいさつと乾杯が終わると、後は特別な式次第はなく、来場者は庭園で自由に桜を楽しみながら歓談するそうです。

首相は来場者と握手したり、記念撮影に応じたりします。

 

意外に朝早い時間に始まるんですね。

遠くから参加する人は、東京で一泊しないと難しいかもしれません。

 

参加費は?

招待客の参加費は無料です。

開場までの交通費や宿泊費は自分持ちです。

食べ物や飲み物が振る舞われ、お土産や記念品も配られるようです。

 

 

記念品として一号升が配られるのはよく知られていますね。

これをメルカリで転売されていて、話題になりました。

 

「桜を見る会」の何が批判されているの?

支出の増加

桜を見る会の人数と支出

 

小泉内閣だった2002年の参加者は約8000人、2006年は約11000人でした。

鳩山内閣だった2010年の参加者は約8000人でした。

 

安倍総理大臣の主催になってから徐々に出席者が増え、それに伴って出資が増えていますね。

開催日 招待者数 出席者数 予算 支出
59 2014年4月12日 約12800 約14000人 1766万6000円 3005万3000円
60 2015年4月18日 約13600 約15000人 1766万6000円 3841万7000円
61 2016年4月9日 約13600 約16000人 1766万6000円 4639万1000円
62 2017年4月15日 約13900 約16500人 1766万6000円 4725万円
63 2018年4月21日 約15900 約17500人 1766万6000円 5229万円
64 2019年4月13日 約15400 約18200人 1766万円 5518万円7000円

予算枠は一定なのに、支出がどんどん増えています。

オーバーした分を別の税金から補うことになるので、出費がかさんでいるのではないかという批判を受けています。

ちなみに招待者数より出席者数が多いのは同伴が可能だからだそうです。

招待客の選定に納得いかない?

「各界で功績のあった人」が招待されるということですが、その基準が曖昧だと指摘されています。

安倍総理や与党の人々が招待者の選定に大きく関与していて、偏った人選が行われているのではないかという批判がありました。

菅官房長官は、2019年の招待客約15,000人のうち、首相の推薦が約1000人、自民党の推薦が約6,000、副総理、官邸幹部の推薦が約1,000人程度だったと説明し、招待客の半数以上が政府・与党の政治家による推薦だったことがわかりました。

税金を使った行政の行事なのに、実質的には安倍総理や与党の議員が自分の後援会や、政権の支持者を招待して接待する場になっているとすれば、問題なのではないかという批判があるわけです。

 

法的問題がある?

公職選挙法違反?

公職選挙法では投票や選挙運動の報酬として財産上の利益などを供与したり、供応接待することが禁止されています。

首相の推薦枠の約1000人のうち800人くらいが安倍総理の後援会の人たちだったという報道もありました。

安倍首相の奥さんの推薦枠もあるのではないかと話題になりました。

首相や与党が公的行事を私物化し、支持者を接待しているのは公職選挙法に違反しているのではないかと、野党は厳しく追及しています。

野党は招待者名簿の資料要求をしましたが、政府はそれをシュレッダーで破棄したということで、更なる憶測をよんでいます。

 

シュレッダーの使用可能な日を待ってたら、提出を求められた当日に破棄することになったなんて、大慌てな感じがしてしまいますね。

 

「桜を見る会」前夜祭について

「前夜祭」とは

「桜を見る会」の前日に行われている安倍総理の後援会主催の夕食会のことです。

2019年には後援会関係者850人が招かれ、翌日の「桜を見る会」には貸切バス17台に分乗して会場に向かったと言われています。

この「前夜祭」の費用を巡り問題点があるのではないかと批判されています。

 

政治資金規正法違反ではないか?

政治資金規正法では対価を徴収して行われる催し物を「政治資金パーティー」と規定し、収入や経費を収支報告書に記載するよう義務付けています

会費を集めてパーティーをしたら、その使い道をちゃんと記録して報告しなければならないということです。

でも、少なくとも2017年までの安倍総理に関する政治団体の収支報告書に「前夜祭」の収支が記載されていないので、問題になっているのです。

これについて、安倍首相は「夕食費の費用として参加者から一人5000円を集金してホテル名義の領収書を渡し、現金をその場でホテル側に入れているので、収支が発生していないから記入の義務に違反していない」と釈明しています。

 

なんか歯切れの悪い説明ですね。

そんな面倒な領収書の発行ってあるのでしょうか。

 

学生のコンパじゃないのですから、収支報告がなくても問題ないっていうのはちょっと納得できませんね。

 

公職選挙法違反の可能性あり?

夕食の会費は5000円だったということですが、ホテルの立食パーティーの費用はそれでは足りないのではないかという意見があります。

野党からは、実際は一人1万円以上の費用がかかっているという主張もあります。

 

会費、安すぎるんじゃない? 残りは誰が払ってるんだ?ということですね。

 

会費と実際の費用に差がある場合には、公職選挙法違反の可能性があるそうです。

 

オーバー分をホテルが払ったなら寄附?

実際の飲食費よりも大幅な「超過金額」があって、それをホテル側が提供した場合には、それが「寄附」にあたり、公職選挙法違反となる可能性があるということです。

オーバー分を安倍首相側が払ったなら買収?

反対に、差額分を安倍首相側が意図的に補填していた場合には、これは公職選挙法221条1項1号の「買収罪」にあたるという主張もあるのです。

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会費と費用に違いがあるのか、単なるホテルのサービスなのか、はっきりしない部分が明らかになるといいですね。

 

2019年「桜を見る会」の芸能人参加者をリストアップ

各界において功績、功労があった人が招待されるので、有名人がたくさん参加されていますね。

正式な招待者のリストというものは見当たりませんでしたが、映像や写真などを調査して2019年の参加者をできる限りピックアップしてみます。

2019年「桜を見る会」有名人参加者リスト

・由紀さおり

・五木ひろし

・相川七瀬

・ももいろクローバーZ

・GENERATIONS from EXILE TRIBE

・ラモス瑠偉

・丸山桂里奈

・石坂浩二

・高島礼子

・市川猿之助

・辺見えみり

・梅宮アンナ

・神田うの

・鈴木福

・寺田心

・渡辺裕太

・野々村真

・綾小路きみまろ

・千原せいじ

・ピコ太郎

・トレンディー・エンジェル

・カズレーザー

・安藤なつ

・小峠英二

・加藤一二三

・さかなクン

・デヴィ夫人

・IKKO

・ミッツ・マングローブ

・ナジャ・グランディーバ

 

他にも有名人らしき方が目につきますね。

映像や写真に写っていない方も大勢いらっしゃったでしょう。

 

2017~2019「桜を見る会」の映像

「桜を見る会」の雰囲気や参加者を知りたい方のために映像をアップしておきます。

安倍首相と写真を撮ったりして楽しそうに過ごしている様子が見られますね。

2019年「桜を見る会」

2018年「桜を見る会」

2017年「桜を見る会」

こうしてみると、有名な芸能人はほとんど参加しているんじゃないかと思えるほど、多くの芸能人の姿が見えますね。

招待されても行かなかった有名人とその理由

「桜を見る会」が批判されている中、招待状をもらったのに行かなかった芸能人が注目を集めています。

千原ジュニア

AbemaTVの「Abema的ニュースショー」に出演した千原ジュニアは「桜を見る会」に招待されたけれど断ったことについて話しています。

桜を見る会みたいなんに今年も声かけてもうたんですけど、知らんおっさんと見たないわっつって。断ったんですけど。世代なんですかね

おぎやはぎ

おぎやはぎの二人がMCを務めるAbemaTV「おぎやはぎの「ブス」テレビ」で「桜を見る会」が話題になりました。

矢作兼が「俺たち、招待状なんか来たことないよな?」と小木博明に問いかけると、小木が「一回、お断りしてるよ」とコメントしました。

矢作が「うちは小木がそういうの好きじゃないから」と言うと、小木は「政治家NG」と笑っていました。

松山千春

2019年全国ツアーの11月13日の東京公演で歌の合間に「桜を見る会」に触れ、

「招待状は届いてますが、一度も出席したことはない。総理主催は構わないけど、山口県の知り合いばかり集めてもなあ」と毒舌トークを繰り広げました。

社会学者・古市憲寿

「ワイドナショー」に出演した際に、「桜を見る会」に行かなかった理由をこう語りました。

えーと、招待状いただいているんですけれど、朝が早くて行けたことがちょっと…

このすごい理由に他の出演者はちょっと呆れてましたね。

このとき、ワイドナショーには安倍首相本人が出演していて、昭恵夫人と古市憲寿さんさんが親しいということを自ら話していました。

単に朝起きられないから行かないのか、それとも古市さんなりの価値観なのかはよくわかりませんでした。

 


 

最近問題になっている「桜を見る会」についてまとめてみました。

「桜を見る会」自体は公的な行政行事ですから、招待状がちゃんと送られてきて参加したのならそんなに大きな問題ではないと思います。

ただ、「慣行」として行われてきた行事の運営が、徐々に安倍首相や与党に有利な傾向を帯びるようになってしまったのかもしれません。

安倍晋三首相の通算の在職日数が2019年11月20日で2887日となり憲政史上最長となったわけですが、長く在職すると問題点が出てくると言われないように、「桜を見る会」の批判をしっかり受け止めて事実を究明し、見直すところは改善してほしいものですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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