平野啓一郎の発言がなぜ炎上?初心者も読みやすいおすすめ作品を紹介

福山雅治さんと石田ゆり子さんの共演で映画「マチネの終わりに」が注目されています。ご覧になりましたか。

この作品の原作者が平野啓一郎さんです。

大学在学中に芥川賞を受賞し、三島由紀夫の再来といわれるほど文学性の高さが評価されている作家さんです。

作品はもちろんですが、平野啓一郎さんの発言は度々話題になりツイッターが「炎上」していると言われています。

どんな発言が物議を醸しているのか気になっている方もいらっしゃることでしょう。

この記事ではまず「炎上」したと言われている平野啓一郎さんの発言についてまとめてみます。

そして、映画やニュースをきっかけに平野啓一郎さんの作品を読んでみたいと思っている方のために、おすすめの作品をご紹介します。

最後までお付き合いください。

 

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平野啓一郎さんのどんな発言がなぜ炎上しているの?

平野啓一郎さんは京都大学の法学部出身です。

大学では西洋政治思想史を専門としている小野紀明教授のゼミに所属していたそうで、法律や政治や思想を勉強した方です。

また、大学の軽音サークルに所属してギターを担当していて、幅広いジャンルの音楽にも精通しています。

さらに、社会問題やテクノロジー、経済などの様々な分野に関心をもって深い知識をもっていらっしゃいますね。

博識で頭がいいというイメージです。

 

そんな平野啓一郎さんはツイッターなどでご自分の意見をはっきり表明します。

それが賛否両論を呼び、反対する人が多ければ「炎上」ということになるわけです。

 

物議を醸した平野啓一郎さんの意見をご紹介します。

 

2019年11月22日「嘘つきを総理にしてたら、政治が混乱し、停滞する」

安倍晋三首相が、公的行事「桜を見る会」の招待者選定に問題があるのではないか、そして、後援会の「前夜祭」の費用が接待か寄附に当たり公職選挙法や政治資金規定法に違反しているのではないかという批判を受けています。

この状況に対し、平野啓一郎さんは安倍首相を批判し退陣するべきたという意見をツイッターで表明しました。

これに対する賛否両論の意見が寄せられ、物議を醸しました。

賛成・応援する意見

 

 

反対・批判的な意見

 

 

2019年8月22日「暴走している嫌韓ムード」をに苦言

2019年8月から日韓関係が以前にもまして厳しい雰囲気になりました。
 
政府同士は緊迫しているムードが続いている中、当時の河野外相が「政府間が困難な時こそ積極的に国民どうし交流を」と発言した内容をツイートして、それに対する批判的な意見を表明しました。
 

 

このツイートは非常に敏感なテーマだけに賛否両論のコメントが寄せられ大荒れしました。

賛成・応援する意見

 

 
 

反対・批判的な意見

 

 

 
平野さんのツイートに対してそれぞれの意見を述べ、またそれに対する賛否両論の論議で盛り上がりました。
 
平野さんは政治的なことも含め、様々な社会問題に対して果敢に自分の意見を発言しています。
 
イッシューとなっているテーマに関する発言だと、平野さんの主張がはっきりしているので、賛否が分かれ「炎上」するのは当然かもしれません。
 
国や党派や所属などで安易にカテゴリー分けするのではなく、個人のそのテーマに関する意見をしっかり受け止めたいですね。
 
平野啓一郎さんが発信する意見にはこれからも注目し、参考にしたいです。
 
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初心者も読みやすいおすすめの平野啓一郎作品を紹介

平野啓一郎さん京都大学在学中の1999年に「日蝕」で芥川賞を最年少の23歳で受賞しました。
 
中学生の頃「金閣寺」を読んで衝撃を受け、三島由紀夫作品を片っ端から読んだそうです。
 
しかも、三島由紀夫が影響を受けたバルザック、フローベルといった19世紀のフランス文学や、谷崎潤一郎、川端康成、森鴎外、泉鏡花といった日本作家の作品へと読書の幅は広がっていったんだとか。
 
京都大学法学部に進み、さらに見識を広め、考察を深めていったようです。
 
簡単に言うと、とっても物知りで頭がいい方ですから文章も高尚ですよね。
平野啓一郎さんの作品はちょっと敷居が高いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
 
でも、これを機会にチャレンジしたいと思っている方に初心者にも読みやすいおすすめ作品を思い切って3つに絞ってご紹介します。
 

かたちだけの愛 (中公文庫)  2013/9/21

 
<内容>
事故による大怪我で片足を失った女優と、その義足を作ることになったデザイナー。しだいに心を通わせていく二人の前に立ちはだかる絶望、誤解、嫉妬…。愛に傷ついた彼らが見つけた愛のかたちとは?「分人」という概念で「愛」をとらえ直した、平野文学の結晶! (「BOOK」データベースより)
 
 
[平野啓一郎]のかたちだけの愛 (中公文庫)
 
 
平野さんの小説の中では読みやすいというレビューが多い作品です。
 
二人の偶然の出逢いから、謎あり、サスペンスありの恋愛小説で最後までぐいぐいと引き込まれていきます。
 
平野啓一郎ならではの「分人」という考え方にも触れられる作品です。
 
 

ドーン (講談社文庫) 2012/5/15

<内容>
人類初の火星探査に成功し、一躍英雄となった宇宙飛行士・佐野明日人。しかし、闇に葬られたはずの火星での“出来事”がアメリカ大統領選挙を揺るがすスキャンダルに。さまざまな矛盾をかかえて突き進む世界に「分人」という概念を提唱し、人間の真の希望を問う感動長編。Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。(「BOOK」データベースより)
 
ドーン(平野啓一郎)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
読み始めは少し設定の把握に時間がかかるかもしれませんが、慣れてくるとページをめくる手が止まらなくなります。
 
近未来を舞台としたSFですが、一人一人の心理描写がうまく書かれていて人間ドラマとして楽しめたというレビューが多いです。
 

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) 2012/9/14

 
<内容>
小説と格闘する中で生まれたまったく新しい人間観!嫌いな自分を肯定するには?自分らしさはどう生まれるのか?他者と自分の距離の取り方―。恋愛・職場・家族…人間関係に悩むすべての人へ。(「BOOK」データベースより)
 
 
 
私とは何か
 
たった一つの「本当の自分」など存在しない。裏返して言うならば、対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「本当の自分」である。(まえがき)
 
平野啓一郎さんは「分人」という概念を多くの作品で表現しています。
 
「分人」とは対人関係ごとに見せる複数の顔をすべて「本当の自分」ととらえて、たったひとつの「本当の自分」がいるという固定観念から離れようという考え方です。
 
平野啓一郎さんの小説を読む上でのガイド本としても役に立つでしょうし、「自分とは何か」と考える自己啓発のための本としても様々な気付きを与えてくれる一冊です。
 

この記事のまとめ

・平野啓一郎さんは常に様々な社会問題に対する自分の意見を発信している。
 
・「桜を見る会」の安倍首相の対応を批判し「嘘つきの首相は退陣すべき」という主旨の発言をして物議を醸した。
 
・日韓関係について「嫌韓ムードを煽っておいて民間外交は進めるべき」という外相の発言を批判し物議を醸した。
 
・平野啓一郎さんの作品を「かたちだけの愛」「ドーン」「私とは何か」などから読み始めてみたらよいのではないか。
 

 
今後も平野啓一郎さんの作品や発言に注目していきたいです。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 

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